「医学系研究の利益相反に関する指針および運用細則」一部改訂のお知らせ
会員 各位
この度、日本医学会の「COI管理ガイドライン」「診療ガイドライン策定参加資格基準ガイダンス」、関連学会のCOI指針一部改訂を受け、本学会においても「医学系研究の利益相反に関する指針および運用細則」を一部改訂いたしました(2024年9月定例理事会承認、2025年1月1日施行)。
会員の皆様には今後も本学会利益相反指針を遵守いただきますようお願い申し上げます。
【主な改訂点】
- 投稿論文のCOIについて
ICMJE DISCLOSURE FORM(2021)が採用されます。
申告書書式が変更となり、それに伴い申告基準額が撤廃されます。
また、一部の項目(論文投稿に至る迄の全てのサポート)については、期間に関係なく全てを申告することが求められます。 - 学術講演会発表者のCOIについて
2025年1月以降、学術集会で発表・講演される演題のCOI自己申告・開示項目に「申告者の組織COI」事項が追加されます。 - 「役員等のCOI自己申告書」提出対象の変更
現在の法人運営上の権限に合わせて財団評議員が除外され、学会内で独立した一定の執行権限を有する支部長が追加されます。 - ガイドライン策定に関するCOIについて
今後発行されるガイドライン内では、ガイドライン策定にかかわる全ての委員のCOI状態・学会の組織COI状態に加え、投票棄権者についても開示されます。
ガイドライン作成および評価委員会の副委員長の就任基準が委員長と同条件となります。 - COI自己申告書保管期間の変更
提出された全てのCOI自己申告書の保管期間が提出後10年となります。
以上
利益相反(COI)