専門医制度規則・施行細則の改定について(2024年9月6日改定)
2024年10月
専門医制度審議委員会
担当理事 日浅 陽一
この度の理事会におきまして、専門医制度規則、施行細則等が改定されました(2024年9月6日承認)。
会員各位におかれましては、下記改正点をご確認ください。
[改定の目的]
当初、新専門医制度は2019年4月開始予定であったことから医師免許取得年が「2018年以前(旧制度対象)」と「2019年以降(新制度対象)」を区分していたが、新専門医制度が日本専門医機構で未承認であるため、同成立を前提に作成した現規程は合致していないことから専門医制度規則を一部改定する。
[変更点]
■ 専門医制度規則、専門医制度施行細則
【2024年9月改定】
・暫定対応として2019年~2022年医師免許取得者に対し旧制度資格認定条件を認める。
ただし、「2019年以降の医師免許取得者」かつ内科基本領域の者に対しては、「J-OSLER-Gによる研修修了」を条件とする。
・新専門医制度移行目処が不透明であることから暫定的に2030年迄とし随時見直しを図る。
・年会費完納を原則とする。
・「受験手数料」を「審査料」と改め、書類審査での不合格者、申請提出後、試験受験を取り止めた者への返金を行わない。
【2024年9月改定、2027年4月施行】
・学術集会参加条件変更
※旧制度(現制度として2028年までの申請)としていた申請条件より変更が生じているためご注意ください。
(1) 専門医申請前5年間の学術集会出席実績に限定
(2) 必須条件:
現:総会ポスグラ、支部教育講演会、JDDW教育講演のいずれかに1回以上出席
新:総会ポストグラデュエイトコースに1回以上出席
現:本学会もしくはJDDWが開催する学術集会に1回以上出席
新:本学会が開催する総会、大会にそれぞれ1回以上出席
■専門医更新に関する施行細則/【2024年9月改定、2027年1月施行】
学術集会参加条件変更:
(1) 必須条件:
現:本学会主催の総会、大会のどちらかに1回以上の出席があること
新:本学会主催の総会、大会にそれぞれ1回以上の出席があること
現:総会ポスグラ、支部教育講演会、JDDW教育講演のいずれかに1回以上出席
新:総会ポストグラデュエイトコースに1回以上出席
※単位表の変更に関してはこちらでご確認ください。
【申請条件・提出書類】
規則変更に伴い、新規および更新申請条件・提出書類は下記のとおりとなります。
● 専門医新規申請
● 専門医更新申請